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安全上のご注意
NAシリーズ
プログラマブルターミナル
2296252-8A1
ManualNo.
安全上のご注意
商標
●警告表示の意味
安全上の要点
使用上の注意
EC指令への適合について
マニュアル名 称
参照マニュアル/サポートソフト
●警告
警告
ご承諾事項
このたびは当社のプログラマブルターミナルをお買い求めいただ
きまして誠 にありがとうございました 。
安全にご使用いただくために、本紙と参照マニュアルを必ずお読
みください 。参照マニュアルは、当社の最寄りの営業所に連絡し、
最新のものをご使用ください 。
また本 紙と参照マニュアルは、大切に保管していただくとともに、
最終ユーザ様までお届けくださいますようお 願いいたします 。
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、
軽傷・中程度の傷害を負ったり、万一の場合には
重傷や死亡に至る恐れがあります。また、同様に
重大な物的損害をもたらす恐れがあります。
●図記号の説明
通電中は、NA本体を分解したり内部に触れたりしないでくだ
さい 。
感電の恐れがあります 。
NA本体の設置、点検、保守に関しては、それらが 正しく実 行
されたことを「責任者」が必ず確認してください 。
「責任者」とは、機械設計・設置・運用・保守・廃棄の各段階
において、安全を確保するための資格および権限と責任の
ある人 物 のことです 。
NA本体の設置と設置後の確認は、設置される機械につい
て十分理解されている「責任者」が行ってください 。
NA本体のタッチパネルやファンクションキーなどの入力機能
を、人命や重大な損害にかかわるところや 、緊急の非常停止
スイッチ機能として使 用しないでください 。
NA本体の分解や修理、改造はしないでください 。本来の安
全機能が失われる危険があります 。
NA本体のタッチパネルを同時に2点以上押さないでください 。
2点以上タッチした場合は正常に動作しません。
●EtherCAT
®は、ドイツBeckhoffAutomationGmbHによりライセ
ンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
●ODVA、CIP、CompoNet、DeviceNet、EtherNet/IPはODVA
の商標です。
その他、本紙に掲載しているシステム名および製品名は、それぞれ各
社の商標または、登録商標です。
●開封時に外観チェックを行 い 、損傷のないことを確認してください 。また 、NA本体
を軽く振って、異音がないことを確認してください 。
●NA本体は、必ず制御盤内に設置してください 。
●取り付けできるパネルの板の厚さは、1.6〜6.0mmです。
防水・防塵能力を保つため、取り付け金具は0.5〜0.6N・mのトルクで均等に 締
めてください 。それ 以 外 のトルクを使用されたり、均等に締め付けていない場合、パ
ネルが 変 形する恐れがあります。また 、パネルは汚れや歪みがなく、NA本体の取
り付け強 度が 十 分に保てるパネルをご使 用ください 。
●パネル加工時は、金属クズがNA本体内部へ侵入しないよう気をつけてください 。
●ケーブルの着脱は必ず電源がOFFの状態で行ってください 。
●
油や水がかかる環境で使用される場合は、定期的に設置状態を確認してください 。
●シリアルケーブル、Ethernetケーブルなどロック機構のあるものは、必ずロックして
いることを確認してからご使用ください 。
●基板の実装部分に素手で触れないでください 。また人体の静電気は事前に放電
してください 。
●ベンジン、シンナーなどの揮発性の溶剤や化学雑巾などは使用しないでください 。
●フロントシートの剥がれ・破れが生じた場合、防水・防油機能を失います。フロント
シートの剥がれ・破れた状態でNA本体のご使用は避けてください 。
●ゴムパッキンはご使用環 境によっては、劣化・収縮および硬化するため定期的な
点検をお願いします。
●電源をON/OFFする場合やリセットスイッチを押す場合は、システムの安 全を確
かめてから操作してください 。
●電源ON/OFFのしかたによっては、システム全 体が停 止することがあります 。電
源ON/OFFは手順にしたがって行ってください 。
●ディップスイッチを 操 作 するときは、以下の要領で操作してください 。
リアケースにあて 、テコの要領で操作するとディップスイッチ が 折 れることが ありま
す。
●ディップスイッチの設定を変更したときは 必 ずリセットするか 、または電源を再投入
してください 。
●プロジェクトを初期化する場合は、作成したプロジェクトがSysmacStudio側でバ
ックアップされていることを確認した上で初期化してください 。
●パスワード変更時、書き込みが終 了するまでリセットまたは 電 源を切らないでくださ
い。パスワー
ドの保存に失敗するとプロジェクトが 機 能しなくなる恐 れがあります。
●
プロジェクト、システムプログラムをダウンロード、アップロード中は、以下の操作を行
わないでください 。プロジェクト、システムプログラムが破損する可能性があります 。
・NA本体の電源をOFFする
・NA本体をリセットする
・USB機器、SDメモリカードを取り外す
・サポートソフトとNA本体間のケーブルを取り外す
●DC電源端子にAC電源を接続しないでください 。
●耐圧試験は実施しないでください 。
●使用するDC電源は、電圧変動が小さく、入力に10msの瞬停が発生しても安定
して出 力を供 給できるもの 、かつ強化絶縁、または二重化絶縁されたものを使用し
てください 。
定格電源電圧:DC24V(許容範囲DC19.2〜28.8V)
●電源ケーブルは、AWG#12〜22(0.35mm
2
〜3.31mm
2
)の太さを使 用してくだ
さい 。ケーブルは、7mm被覆をむき、0.5〜0.6N・mのトルクで端 子ねじを締めてく
ださい 。また 、端子ねじが適切に締まっていることを確かめてください 。
●ノイズによる誤動作防止のため、NA本体の接地は正しく行 ってください 。
●床に落下させるなどして強 い 衝 撃を与えてしまったバッテリは、液漏れする恐れが
ありますので絶対に使用しないでください 。
●バッテリを装 着するときは 、種類を確認して正しく装 着してください 。
●
バッテリの交換前には5分以上通電し、電源OFF後5分以内に新しいバッテリと交
換してください 。5分以上バッテリがない状態が続くと、時計情報が消滅することが
あります。バッテリの交換後は時計情報を確認してください 。
●バッテリを分解、ショートさせないでくさい 。
●
リチウム
バッテリ
は衝撃を与えたり、充電したり、火への投入、加熱をしないでくださ
い。発火・破裂の原因となります 。
●NA本体および不要になったバッテリの廃棄については、地方自治体により規制
を受ける場合があります。それぞれの自治体規制に従って廃棄してください 。
●6ppb以上の過塩素酸塩が含有されているリチウム一次電池含む商品を、米国・
カリフォルニア州に輸出および流通する場合、すべての商品の個装箱、輸送箱
(出荷梱包用)などに下記表示が義務化されています。
PerchlorateMaterial-specialhandlingmayapply.
Seewww.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate
NA本体は過塩素酸塩の含有量が6ppb以上のリチウム一次電池を搭載してい
ます 。
米国・カリフォルニア州に輸出される場合は、個装箱、輸送箱(出荷梱包用)に必
ず記載してください 。
●振動が強い環境ではUSB機器を接続しないでください 。
●USBポートにNA本体の接続対象の機器以外を接続しないでください 。
●USBメモリやSDメモリカード等の記憶媒体を含め、システムの正常動作を確認し
た上で、実際のアプリケーションシステムを開 始してください 。
●ノイズ 、静電気が発生する環境での使用を想定していない周辺機器をNA本体に
接続する場合は、ノイズ 、静電気遮蔽対策を十分に行った上で設置してください 。
●USB機器やSDメモリカードのアクセス中は以下の操作をしないでください 。
・NA本体の電源をOFFにする
・NA本体のリセットスイッチを押 す
・USB機器やSDメモリカードを抜く
●シリアルポートのコネクタ6番ピンをDC5V出力として使用する場合は、接続する装
置の消費電流が250mA以下であることを確認してください 。NA本体のDC5V出
力は+5V±5%、最大電流は250mAです。
●
システムの安全のため、必ず接続デバイス側で運転中信号を定期的に呼び出し、NA
本体が正常動作していることが確認できるプログラムを組み込んで運転してください 。
●プロジェクト、サブルーチン 、および接続デバイス側でのプログラム動作を十分確認
の上で、実際のアプリケーションシステムを開 始してください 。
●数値入力機能を安全に使うため、必ず上下限設定の機能を使用してください 。
●タッチパネルは30N以下の力で押してください 。
●固い物体、または先が尖った物などで表示部に触れたり、擦らないでください 。スクリ
ーンの表面が破損する恐れがあります 。
●タッチ パ ネルは 、経年変化によりタッチ 位 置 が ずれてくる場合があります 。定期的に
キャリブレーションを実 施してください 。
●タッチ パ ネル の 精 度 に より、タッチ位置検出において20ピクセル程度の誤差が出る
場合があります 。オブジェクトを配置する場合は、誤って隣のオブジェクトが 押されて
しまうことが ないよう、十分に考慮してください 。
●システムの 安全を確認してから、タッチ パネルを 操 作してください 。
●バックライトが消灯している場合や画面が無表示・視認できないほど暗い場合、タッ
チパネルを不用意に押さないでください 。
●画面の明るさはシステ ムメニューや 、プロジェクトのダウンロードによって調 整できま
す。画面の明るさを非常に暗い状態に設定すると、画面表示がちらついたり、視認
できなくなる場合があります 。画面の明るさのプロパティを適 切に設 定した上でプロ
ジェクトを再度転送することにより元に戻せます。
エンドユーザーが明るさ調 整を行えるアプリケーションの場合、
必要に応じて明るさ
を元に戻す機 能をファンクションキーに割り当てるなどして操作が続行できるように
アプリケーションを作 成してください 。
●タッチパネルを高速に連続して押すと、入力が取り込めない場合があります 。一つの
入力を確認した後に、次の入力操作に移ってください 。
●ファンクションキーには、以下の制限事項があります 。
・反射保護シートと保護カバーを同時に装着すると正常に動作しません。同時に使
用しないでください
・手袋などの使用時はその材質や厚みなどによっては正常に動作しないことがあり
ます 。システム稼働前に実際の使用状況を想定して確認を行ってください
・
水に濡れた状態では正常に動作しません。水分を十分拭きとった上でご使用ください
●次のような環境にNA本体を設置や保管しないでください 。
・温度変化の激しい場所
・温度や湿度が仕様値の範囲を超える場所
・湿度が高く、結露が生じる場所
・腐食性ガス、可燃性ガスのある場所
・振動や衝撃が激しい場所
・屋外で風雨が直接当たる場所
・紫外線の強い場所
・ちり、ほこりが多 い 場 所
・日光が直接当たる場所
・油、薬品などの飛沫(ひまつ)がかかる場所
●次のような場所で使用する際は遮蔽対策を十分に行ってください 。
・静電気の発生や、ノイズの発生が激しい場所
・強い電界・磁界が生じる場所
・電源線が近くを通る場 所
・放射線を被曝する恐れのある場所
デバイス/
ソフトウェア
N Aシリーズプログラマブルターミナル ユーザーズマニュアル
ハードウェア編
N Aシリーズプログラマブルターミナル ユーザーズマニュアル
ソフトウェア 編
N Aシリーズプログラマブルターミナル ユーザーズマニュアル
デバイス接続編
NJシリーズCPUユニットユーザーズマニュアルハードウェア 編
NJシリーズCPUユニットユーザーズマニュアルソフトウェア 編
NJシリーズCPUユニット内蔵EtherNet/IP
TM
ポート
ユーザーズマニュアル
CJシリーズCPUユニットユーザーズマニュアルセットアップ編
SYSMACCS/CJ/SYSMACOneNSJシリーズ
ユーザーズマニュアルプログラミング 編
SYSMACCS/CJ/NSJシリーズコマンドリファレンスマニュア ル
SYSMACCS/CJシリーズプログラミングコンソール / キーシート
オペレーションマニュアル
NAシリーズ
SBSA-545
SBSA-546
SBSA-547
SBCA-358
SBCA-359
SBCD-359
SBCA-312
SBCA-313
SBCA-351
SBCA-303
●
この商品は、PLCシステムに組み込まれた状態で、EMC指令に適合しています。
EMC指令に適合するためには、以下の点に注意するとともに、本書に記載した設
置方法を守るようにしてください 。また 、該当するマニュアルも参照してください 。
●この商品は「classA」(工業環境商品)です。住宅環境でご利用されると、電
波妨害の原因となる可能性があります 。その場合には電 波 妨 害に対する適 切
な対策が必要となります 。
当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いま
して、次に掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品をこれらの
用途に使用される際には、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません 。た
だし、次に掲げる用途であっても当社の意図した商品用途の場合や特別の合意
がある場合は除きます。
(a)高い安全性が必要とされる 用 途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇
宙設備、鉄道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、その他生
命・身体に危険が及びうる用途)
(b)高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間
連続運転システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途など)
(c)厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被
る設備、電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)
(d)カタログ等に記載のない条件や環境での用途
*(a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下
同じ)向けではありません 。自動車に搭載する用途には利用しないで下さい。自動車搭載
用商品については当社営業担当者にご相談ください 。
*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等 最新
版のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読 んでご 使 用ください 。
警告
お断りなく仕様などを変更することがありますのでご了承ください。
記号は、禁止を意味しています。
具体的な内容は、 の 中と文 章で示します。
左図の場合は、「分解禁止」を表します。
記号は、注意(警告を含む)を意味しています。
具体的な内容は、 の 中と文 章で示します。
左図の場合は、「一般的な注意」を表します。
マシンオート
メーション
コントローラ /
PLC
リアケース
ディップスイッチ
<正しい操作> <誤った操作>
ManualNo.
マニュアル名 称
デバイス/
ソフトウェア
CS/CJ/CP/NSJシリーズ通信コマンドリファレンスマニュアル
CJ2CPUユニットユーザーズマニュアルハードウェア 編
CJ2CPUユニットユーザーズマニュアルソフトウェア 編
SYSMACCS/CJシリーズEthernetユニット(100BASE-TXタイプ)
ユーザーズマニュアル基 本ネットワーク構築編
CS/CJシリーズEthernetユニットユーザーズマニュアル
アプリケーション構築編
SYSMACCS/CJシリーズEtherNet/IP
TM
ユニット
ユーザーズマニュアル
SysmacStudioVersion1オペレーションマニュアル
CX-ProgrammerVer.9.□オペレーションマニュアル
SBCA-304
SBCA-349
SBCA-350
SBCD-329
SBCD-330
SBCD-342
SBCA-362
SBCA-337
ソフトウェア
マシンオート
メーション
コントローラ /
PLC
KC規格への適合