NEX-VG30/VG30E/VG30EH/VG30H_L2
1-8E
– JAPANESE –
1-7. レンズエラーの対処方法
レンズエラーが出た場合には下記の手順で確認してください。
レンズエラーコード:
・ E:61:30(ステッパIRISイニシャル時リセット位置検出異常)
・ E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))
・ E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))
・ E:62:20(サーミスタの異常)
チェック手順:
1. レンズを交換する。
2. VC-1011基板またはVC-1011基板のIC1301を交換する。
3. 以下の箇所で矩形波が出ていることを確認する。
・ BODYVDLENS(MT-1003基板CN5201
7
ピン,またはIC5201
6
ピン)
・ BODYDATALENS(MT-1003基板CN5201
3
ピン,またはIC5203
4
ピン)
・ LENSDATABODY(MT-1003基板CN5201
4
ピン,またはIC5202
5
ピン)
自己診断コード
症状/状態 対応/方法
対
応
者
ブロック
機能
詳細
コード
E6 1 1 0
ズーム動作の異常(ズームレン
ズの初期化ができない)
電源を入れ直す。
E 6 1 1 1 フォーカス,ズーム異常 電源を入れ直す。
E6 1 3 0
ステッパIRISイニシャル時リ
セット位置検出異常
「1-7.レンズエラーの対処方法」を参照。
E6 2 0 0
手振れ補正が効きにくい
(PITCH角速度センサ出力張り
付き)
電源を入れ直す。
E6 2 0 1
手振れ補正が効きにくい(YAW
角速度センサ出力張り付き)
電源を入れ直す。
E 6 2 0 2 手振れ補正用ICの異常 電源を入れ直す。
E6 2 0 3
手振れ補正用ICとマイクロコン
トローラーとの通信異常
電源を入れ直す。
E6 2 0 4
Active手振れ補正時の画ゆれが
補正できない
(角速度センサ出力張り付き)
電源を入れ直す。
E 6 2 1 0 シフトレンズ初期化異常 電源を入れ直す。
E6 2 1 1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-7.レンズエラーの対処方法」を参照。
E6 2 1 2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-7.レンズエラーの対処方法」を参照。
E 6 2 2 0 サーミスタの異常 「1-7.レンズエラーの対処方法」を参照。
E 6 2 3 0 メインCPUの異常 電源を入れ直す。
E 9 1 0 1 フラッシュの充電異常 電源を入れ直す。
E 9 1 0 2 フラッシュユニットの異常 電源を入れ直す。
E9 1 0 3
フラッシュユニットの温度検出異
常
電源を入れ直す。
E9 2 0 1
(バッテリーの)電流値が最大放
電電流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認する。
次にバッテリを交換して症状が出るか確認する。バッテリを交換して
も症状が出る場合は,エラー発生後に電源が切れてしまうため,分解
して確認する。DCジャック(J901)にACアダプタを接続した状態(最小
限の接続)でDC/DCコンバータ(VC-1011基板IC4301)の各チャンネ
ル出力を確認する。
E9 4 0 0
フラッシュメモリの書込み/消
去動作不良,バックアップ不良
CPU(VC-1011基板IC1301)のOneNANDを点検する。
E 9 4 0 1 フラッシュメモリ内部異常 電源を入れ直す。
E 9 4 0 2 BGMデータ異常 CPU(VC-1011基板IC1301)を点検する。
E 9 5 0 0 GPSハード異常 電源を入れ直す。
E 9 6 0 0 地図領域マウント異常 電源を入れ直す。
E 9 7 0 0 プロジェクタハード異常 電源を入れ直す。
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