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Tektronix MSO54B User Manual

Tektronix MSO54B
143 pages
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前提条件:必ず、前面パネルのチャンネル入力とリアパネルの信号コネクタからプローブとケーブルをすべて取り
外してください。
1.
オシロスコープの電源をオンにし、20 分以上ウォーム・アップします。
2.
Utility(ユーティリティ)> Calibration(校正)をタップします。
3.
Run SPCSPC の実行)をタップします。SPC の実行中は、SPC StatusSPC ステータス)のリードアウトに
Running(実行中)と表示されます。1 チャンネルあたりの SPC の実行には数分かかる場合があるため、SPC
ステータスのメッセージが Pass(合格)に変わるまで待ってから、プローブを再接続してオシロスコープを使用
するようにしてください。
注意:
Abort SPC
SPC
の中止)をタップすれば
SPC
校正を中止できます。中止するとチャンネルは未補正の
ままとなる可能性があり、その場合は測定の精度が下がるおそれがあります。
SPC
を中止する場合には必
ず、本機を使用して測定を実施する前に
SPC
手順を完全に実行してください。
4.
SPC が完了したら Calibration(校正)コンフィグレーション・ダイアログを閉じます。
5.
SPC に失敗した場合にはエラー・メッセージ・テキストを書き留めておいてください。プローブとケーブルがす
べて取り外されていることを確認し、SPC をもう一度実行します。それでも SPC に失敗した場合には、当社カ
スタマ・サポートに問い合わせてください。
TPP0500B 型プローブまたは TPP1000 型プローブの補正
高度な波形取り込みと高精度の測定を確保するために、プローブ補正によりプローブの高周波応答を調整しま
す。本オシロスコープでは、プローブとチャンネルの無数の組み合わせに対する補正値の試験と保存を自動で実
行できます。
MSO58LP 型でユーザ・インタフェースにアクセスするには、本機後部のビデオ・ポートにモニタを接続し、任意の
USB ホスト・ポートにマウスを接続します。リモート・モニタがタッチ操作に対応している場合、マウスを接続する必
要はありません。Web ブラウザに機器の IP アドレスを入力して、ネットワーク接続された機器のユーザ・インタフェ
ースにリモート・アクセスすることもできます。
MSO58LP 型でこのコントロールをリモート設定するまたはこのタスクを実行するために使用する正しいコマンドに
ついては、オシロスコープ・プログラマ・マニュアル(当社部品番号 077-1305-xx)を参照してください。
本オシロスコープでは、プローブとチャンネルの組み合わせごとに補正値が保存され、プローブを接続すると自動
で補正値が呼び出されます。Channel(チャンネル)コンフィグレーション・メニューの Probe Setup(プローブ・セットア
ップ)パネルには、プローブ補正ステータスが表示されます。
Probe Compensation Status(プローブ補正ステータス)フィールドに Pass(合格)と表示されている場合、そのプロ
ーブは補正されており使用可能な状態です。
Probe Compensation Status(プローブ補正ステータス)フィールドに Default(デフォルト)と表示されている場合、
取り付けたプローブはまだ補正されていないため、このプローブ補正手順を実行する必要があります。
Probe Compensation Status(プローブ補正ステータス)フィールドに Fail(不合格)と表示されている場合、取り付
けたプローブへのプローブ補正手順が失敗しています。そのプローブを接続し直して、もう一度プローブ補正
を実行してください。
パネルにプローブ補正ステータス・フィールドが表示されていない場合は、このオシロスコープではそのプロ
ーブの補正値を保存できません。本オシロスコープの Help(ヘルプ)から、プローブ補正機能にサポートされ
ていない受動プローブを手動で補正する方法を確認してください。
TPP0500B 型プローブ、TPP1000 型プローブ、またはサポートされているその他の TPP シリーズのプローブをこの
オシロスコープに接続するとステータスが Default(デフォルト)と表示された場合に、この手順を用いてプローブの
補正を行います。
本機の設定
MSO58LP 型の設置と安全性に関するマニュアル 13

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General IconGeneral
BrandTektronix
ModelMSO54B
CategoryTest Equipment
LanguageEnglish

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