機器の概要
入力コネクタ
1. 入力 A および入力 B コネクタ、および入力トリガ・インジケータ。
2. ゲート・インジケータ。カウンタによる入力サイクルのカウント中は Gate インジケータが点灯します。
3. 入力 C プリスケーラ(3 GHz または 20 GHz、FCA3000 シリーズおよび FCA3100 シリーズ)または、高周
波測定用ダウン・コンバータ(27 GHz または 40 GHz、MCA3000 シリーズ)
注: 機器にオプシ
ョン RP 型が付属する場合、入力コネクタはリア・パネルとなります(FCA3000 シリーズお
よび FCA3100 シリーズの機器のみ)。Gate および Trig A/B の LED インジケータは、フロント・パネルに残
ります。
ESD の防止
注意: 直接的
な静電気放電により機器の入力が損傷することがあります。このような損傷を回避する方法に
ついて、以下の情報をお読みください。
どのような電子機器を取り扱う場合でも、ESD(静電気放電)に常に注意を払う必要があります。本器には
ESD 対策が施されていますが、信号入力への直接の大きな静電気放電が生じると機器を損傷する可能性
があります。機器への損傷
を回避するために、機器にケーブル類を接続する前に、次の要領で人体および
テスト・ケーブルから静電気帯電を除去してください。
ケーブルの取り付けまたは取り外しの際には、接地された帯電防止リスト・ストラップを付けて、人体から
静電気を放電します。
未接続で放置されたままのケーブルは、大量の静電気を帯びている可能性があります。すべてのケー
ブルは機器やテスト対
象デバイスに接続する前に、ケーブルの中心導体を一時的に接地するか、ケー
ブルの一端を 50 Ω ターミネータに接続して放電します。
FCA3000、FCA3100、および MCA3000 シリーズ・クイック・スタート・ユーザ・マニュアル 5