第1章 ProMix01の基礎知識
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(10)AUXSEND(センド3,4)端子
フォールドバックスピーカーや外部エフェクターなどに信号を出力する端子で
す。各チャンネルからのセンドレベルは、ステレオアウトプットとは別に調整す
ることができます。また、センド3,4端子を組み合わせてステレオ出力としてコ
ントロールすることもできますので、ステレオイン/ステレオアウトのエフェ
クターを使ったり、ステレオアウトプット、モニターアウトプットに続く3つ目
のステレオアウトプット端子として利用することも可能です。端子はアンバラ
ンス型フォンジャックです。標準出力は+4dBです。
(11)STEREOOUT(ステレオアウトプット)端子
メインとなるアウトプット端子です。端子はバランス型のXLR-3-32タイプです。
標準出力は+4dBです。
(12)RECOUT(レコーディングアウトプット)端子
ステレオアウトプット端子と全く同じ信号が出力される端子です。端子はピン
ジャックです。ANALOG(アナログ)端子の標準出力は-10dBです。また、
DIGITAL(デジタル)端子からは、IEC958(EIAJCP-1201)民生用フォーマットの
デジタルデータが出力されます。サンプリング周波数は48kHz固定です。
DIGITAL端子をデジタル機器に接続する場合には、75Ω同軸ケーブルをお使い
ください。
(13)MIDI端子
外部MIDI機器とMIDIを使ってデータをやりとりする場合に、この端子を使用し
ます。(→P.3-2)
各部の名称と機能