第3章 MIDIを使ったコントロール
3-7
第
3
章
コントロールチェンジデータ
レジスターモード
レジスターモードでは、コントロールナンバー=98の数値をバンク選択に使うことで
全項目を1つのMIDIチャンネルでコントロールすることができます。
例えば、次のようなコントロールチェンジアサインテーブルが設定されている場合
設定項目 バンクNo コントロールNo
CH1Level 0 0
CH2Level 0 1
CH3Level 0 2
:::
CH11Send2Level 0 95
CH12Send2Level 1 0
CH13Send2Level 1 1
:::
CH13Phase 1 95
CH14Phase 2 0
:::
PanpotControlMode 5 21
外部MIDI機器で本機のCH2Levelを変更する場合は、「コントロールナンバー=98」で
「0」を送った後、「コントロールナンバー=1」でその数値(0:最小〜127:最大)を送りま
す。CH13Send2Levelを変更する場合は、「コントロールナンバー=98」で「1」を送った
後、「コントロールナンバー=1」でその数値を送ります。
このようにレジスターモードでは、必ず2組のコントロールチェンジデータを用いて
設定をコントロールすることになります。
参 考
・このモードでは、チャンネルを1つしか使用しないのですが、バンクデータを送
るため、1つのパラメータに対するデータが増えるという欠点があります。