第3章 MIDIを使ったコントロール
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プログラムチェンジデータ
プログラムチェンジデータ
プログラムチェンジデータは、次のように使います。
プログラムチェンジデータの受信
外部MIDI機器からプログラムチェンジデータ(1〜128の数値)を受信すると、本機は
設定されている「プログラムチェンジアサインテーブル」を参照して、そのプログラム
チェンジデータに対応しているシーンに切り換えます。
プログラムチェンジアサインテーブルは、プログラムチェンジデータの1〜128とシー
ン00〜50の対応を示した次の表のようなものです。
プログラムチェンジデータ シーン
101
216
345
::
127 --
128 13
例えば、上の表のようなプログラムチェンジアサインテーブルが設定されているとき、
外部MIDI機器からプログラムチェンジデータ=3を受信すると、その瞬間に本機は
シーン45に切り換わります。
参 考
・シーンに「--」が設定されている場合には、そのプログラムチェンジデータを受信しても
シーン切り換えを行いません。
・工場出荷時には、1〜50のプログラムチェンジデータが1〜50に、プログラムチェンジデー
タ128がシーン00(イニシャルメモリーデータ)に対応するプログラムチェンジアサイン
テーブルが設定されています。
プログラムチェンジデータの送信
本機側でシーンを切り換える操作を行うと、プログラムチェンジアサインテーブルを
参照して、そのシーンに対応するプログラムチェンジデータを外部MIDI機器に送信
します。例えば、上の表のようなプログラムチェンジアサインテーブルが設定されて
いるとき、本機側でシーン16をリコールすると、その瞬間にプログラムチェンジデー
タ=2を外部MIDI機器に送信します。
注 意
・プログラムチェンジを受信、送信する場合には、MIDIセットアップ(→P.4-44)
のプログラムチェンジのTxやRxがオンになっている必要があります。