第4章 リファレンス
4-26
KEYIN ・KEYIN(キーインソース)では、コンプレッサーの基準とする信号を選択します。
・コンプレッサーを、通常のコンプレッサーやリミッターとして使用する場合は、SELF
(自分自身の信号)を選択します。SELFを選択すると、Lチャンネル、Rチャンネルの
レベルの大きい方がキーインソースとなります。
・バックグラウンドミュージックとナレーションのように別の信号をKEYINにする
場合は、ここでそのチャンネルを選択します。
・このKEYINの項目は、ダイアルで信号を選択した後、
ENTER
を押すことで、設定が
確定します。この操作を忘れると設定が元に戻ってしまいます。
・SEND3、SEND4、ST-L、またはST-Rのキーインを設定するとき、プリフェーダーか、あ
るいはポストフェーダーかの設定はユーティリティーのアウトプットパッチポイン
ト機能(→P.4-40)を使います。
COMPIN ・COMPIN(コンプレッサーイン)では、PATCHで、ペアとなっているチャンネル、ま
たはSEND3-4、STEREOを選択した場合に、実際にコンプレッサーの効果をかける
チャンネルを指定します。「BOTH」を選択すると左右両チャンネルにコンプレッ
サーがかかります。「ODD」「EVEN」を選択すると、それぞれ奇数番号チャンネル(通
常は左チャンネル)、偶数番号チャンネル(通常は右チャンネル)だけにコンプレッ
サーがかかります。
注 意
・1つのパッチポイントに、複数のコンプレッサーを組み込むことはできません。すで
に別のコンプレッサーで使われているパッチポイントは、「PATCH」の選択候補とし
て表示されません。
コンプレッサー