4.10 Von
操作
電圧の立ち上がりが遅い一部の電源製品をテストする場合、電子負荷の入力を先にオンに
してから電源をオンにすると、電源が保護状態になってしまうことがある。そこで、ユーザーが
VON値を設定し、電源電圧がこの値よりも高くなると、電子負荷のロード開始
VON電圧を設定する必要があるかどうかを確認してください。VON電圧は、ユーザーが使用
電圧を制限しやすくするために設定されており、VON電圧の設定が必要ない場合は、この値
を設定しないでください。そうしないと、アンロードが発生する可能性があります。
IT8700シリーズの電子負荷には、Von負荷電圧とVon負荷モードがあります。
VON LATCHを無効にするとの電圧が上昇し、Von・ローディングの電圧よりも高くなると、電
子負荷の入力がオンになります。電源の電圧が低下し、Vonのアンロード値よりも低くなると、
入力がオフになります。
Operations introduction
リモ ー ト コント ロ ールモ ー ド( USB / RS232 / Ether-net)で は、SCPI コ マン ド
INPut:SHORt ONを送信することで、ショートオペレーションを有効にすることができ
ます。
4.8
入力のオン
/
オフ操作
フロントパネルで操作している状態で、On/Off キーを押すと、オン/オフ状態に切り替わります。
入力のOn/Off動作は、現在の設定には影響しません。オン/オフ動作のロード/アンロード速
度は,立ち上がり/立ち下がりのスルーレートに依存しない。
リモートコントロールモード(USB / RS232 / Ether-net)では、SCPIコマンドINPut ONを送信
して入力を開くことができます。
4.9
同期ロード
任意のチャンネルで、 キーを押して設定メニューに入り、SYNC ON SETをONにします。
この機能をONにすると、 キーが対応するモジュールの入力状態を同期して制御することができ
ます。
リモートコントロールモード(USB / RS232 / Ether-net)では、SCPIコマンドINPut:ALL ONを
送ることで、全てのチャンネルを同期してロードすることができます。
Shift
+
Config
On/Off
Copyright © Itech Electronic Co., Ltd.
49