必要な追加コンポーネント
オートパイロットシステムを完成させるには、Evolutionコンポーネントに加えて、以下のコンポーネントとデー
タソースが必要です:
- 対応オートパイロットコントローラ - 参照:P.26 - 対応オートパイロットコントローラ
- 本船とEvolution EVおよびACUユニットに適したドライブユニット(参照:P.28 - ドライブユニット)
- ACU電源ケーブル(付属していません)
- SeaTalkng ®バックボーン
- ACU-300 に必要なもの:舵角参照センサー/トランスデューサ (M81105)
推奨:
- 舵角基準センサー / トランスデューサー (M81105)。オートパイロットの最適なパフォーマンスを確保するために強
く推奨
- 対応速度データソース。オートパイロットは航行に関する計算を行う際に速度データを使用します。この情報は、最低
限、SOG(Speed Over Ground)データを提供するGNSS(GPS)受信機、または理想的には専用の速度センサー
からのものでなければなりません
- 互換性のある風速データソース(帆船にのみ必要)。オートパイロットは風向風速計のデータを使って、指定された風
角度に対して操舵します。このデータは、SeaTalkng ® バックボーンに接続されたアナログ風力トランスデューサー
から取得する必要があります
注:上記のシステム構成部品は、記載されている「必須」構成部品と組み合わせて使用することで、オートパイロッ
トシステムに最適な性能を提供するのに役立つため、「推奨」されています。ただし、これらの「推奨」コンポーネ
ントは、すべてのオートパイロット製品やシステムパックに含まれているわけではありません。オートパイロットシ
ステムに含まれるコンポーネントの全リストについては、Raymarineのウェブサイトまたは最寄りの販売店にお問
い合わせください。
オプション :
• - 位置データソース - オートパイロットは、航路をたどり、操舵する最適なコースを計算する際に位置データを使用
します。このデータは通常、SeaTalkng ®バックボーン上のGNSS受信機から供給されます。
SeaTalkng
SeaTalkng ®(次世代)は、互換性のある船舶用計器や機器を接続するための拡張プロトコルです。SeaTalkng ®
は、互換性のある機器がスパーを使用して接続する単一のバックボーンを利用します。データと電力はバックボーン内
で伝送されます。SeaTalkng ®は、NMEA 2000と実績のあるCANバス技術の独自の拡張です。互換性のある
NMEA 2000やSeaTalk、SeaTalk2機器も、必要に応じて適切なインターフェースやアダプターケーブルを使用し
て接続することができます。
マルチデータソース(MDS)
MDSは、同じネットワーク上で同一のデータタイプの複数のデータソースを管理するためのRaymarineのスキームで
す(例:MFDネットワークでは、GPS / GNSS位置データの複数のソースがあります):
- 深度
- 水中速度
- ヘディング
- GPS
- GPSデータム
- 風
- 時刻と日付
自動的に選択されたデータソースを使用したくない場合は、お好みのデータソースを手動で選択することができ
ます。
製品とシステムの概要
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