9.1 一般的なケーブル配線に関するガイダンス
ケーブルの種類と長さ
適切な種類と長さのケーブルを使用することが重要です。
- 特に記載のない限り、Raymarine が供給するケーブルのみを使用してください。
- レイマリン製以外のケーブルを使用する必要がある場合は、使用目的に合った品質とゲージであることを確認してくだ
さい。(例:電源ケーブルが長い場合、電圧降下を最小限に抑えるため、より太いワイヤーゲージが必要になる場合があ
ります。)
ケーブルの配線
性能を最大限に引き出し、ケーブルの寿命を延ばすためには、ケーブルを正しく配線する必要があります。
• - ケーブルを過度に曲げないでください。可能な限り、最小曲げ直径 (Ø) は 200 mm、最小曲げ半径 (R) は
100 mm にしてください。
・すべてのケーブルを物理的な損傷や熱から保護してください。可能であれば、トランクまたは導管を使用してくださ
い。ケーブルをビルジや出入り口から通したり、動いている物や高温の物の近くを通したりしないでください。
・ケーブルは、ケーブル・クリップまたはケーブル・タイで固定します。余分なケーブルは巻き、邪魔にならないよう
に結束する。
・ケーブルが露出した隔壁やデッキヘッドを通る場合は、適切な防水貫通部を使用する。
・エンジンや蛍光灯の近くにケーブルを通さないこと。
- データ・ケーブルは、必ず以下の場所からできるだけ離して配線してください:
- 他の機器やケーブル
- 大電流が流れる AC および DC 電源ライン
- アンテナ
ストレインリリーフ
ケーブル配線には適切なストレインリリーフを使用し、コネクタがひずみから保護され、過酷な海象条件下でも抜けな
いようにする。
ケーブルのシールド
設置中にケーブルのシールドが損傷しないようにし、すべてのケーブルが適切にシールドされていることを確認する。
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